偏芯シャフトのメリットとは?
機械設計や動力伝達装置において、シャフトの設計は性能や耐久性に大きな影響を与えます。
その中でも注目されるのが「偏芯シャフト」です。
では、偏芯シャフトの具体的なメリットについて解説します。
◇スムーズな動力伝達を実現
偏芯シャフトは複数の中心軸を持つことで、ピストンの往復運動を効率よく回転運動に変換できます。
エンジンのクランクシャフトがその代表例で、寸法精度や公差要求が非常に厳しく管理されているため、高精度な動力伝達が求められる用途に最適です。
◇微調整できる
軸の中心をずらすことで、動力の伝達方向や力の大きさを調整できます。
これにより、機械設計上の自由度が増し、複雑な動力伝達や特殊な機構設計が可能です。
◇カスタマイズ設計が可能
偏芯量や軸の配置を変えることで、目的に応じたカスタマイズ設計が可能です。
たとえば、振動を抑えたり、出力特性を調整したりすることができます。
株式会社 江南工業所では、偏芯シャフトをはじめとする金属加工・精密金属部品の製造を手がけており、素材の手配から完成品までを一貫して自社内で生産できる体制を整えています。
この体制により、高品質・短納期・柔軟な対応を実現し、お客様の多様なニーズに応えています。
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